建設業許可申請Q&A
業種について

電気工事業とは?

発電設備、変電設備、送配電設備、構内電気設備等を設置する工事のことを言います。


具体的には、

・発電設備工事
・送配電線工事
・引込線工事
・変電設備工事
・構内電気設備(非常用電気設備を含む。)工事
・照明設備工事
・電車線工事
・信号設備工事
・ネオン装置工事

などになります。


他の業種との区別については、以下のようになっています。


*屋根一体型の太陽光パネル設置工事は『屋根工事』に該当します。
  太陽光発電設備の設置工事は『電気工事』に該当し、太陽光パネルを屋根
  に設置する場合は、屋根等の止水処理を行う工事が含まれます。

*『機械器具設置工事』には広くすべての機械器具類の設置に関する工事が
  含まれるため、機械器具の種類によっては『電気工事』、『管工事』、『電気通
  信工事
』、『消防施設工事』等と重複するものもあるが、これらについては原
  則として『電気工事』等それぞれの専門の工事の方に区分するものとし、これ
  らいずれにも該当しない機械器具あるいは複合的な機械器具の設置が『機
  械器具設置工事』に該当します。


軽微な建設工事」以外の電気工事を請け負うには、その工事が公共工事か民間工事かを問わず必ず建設業許可(電気工事業許可)を取得しなければなりません。


このページでは、電気工事業の建設業許可を取得したいとお考えの
お客様からよくご質問をいただく
◆経営業務の管理責任者の要件について
◆専任技術者(一般と特定)の要件について
◆実務経験での証明について
上記3つのことを中心に解説いたします。


※こちらのページもご参考にご覧ください。
 『経営業務の管理責任者とはどのような立場を言いますか?
 『専任技術者とはどのような立場を言いますか?
 『一般建設業と特定建設業の違いは?


◆経営業務の管理責任者の要件について
  法人は常勤役員のうち1人が、個人事業主の場合は本人又は支配人のうち
  1人が、下記の1~4のいずれかに該当しなければなりません。

 1 電気工事業を営む会社で5年以上の役員経験があること。

  *建設業許可保有会社であれば、建設業許可通知書のコピーと5年間以上
    の役員期間の記載されている登記簿謄本(履歴事項全部証明書)等で証
    明します。

  *建設業許可を保有してない会社であれば、電気工事と明確にわかる工
    事請負契契約書、注文書、請求書等と役員期間の記載されている登記
    簿謄本(履歴事項全部証明書)等で証明します。

  *複数の会社での役員期間の合算でも証明可能です。

 2 電気工事業を個人事業主として5年以上営んでいること。

  *電気工事と明確にわかる工事請負契契約書、注文書、請求書等と5年間
    以上の確定申告書(原本提示)等で証明します。  

 3 電気工事業以外の建設業を営む会社で6年以上の役員経験があること。

  *建設業許可保有会社であれば、建設業許可通知書のコピーと6年間
    以上の役員期間の記載されている登記簿謄本(履歴事項全部証明書)
    等で証明します。

  *建設業許可を保有してない会社であれば、工事請負契契約書、注文書、
    請求書等と役員期間の記載されている登記簿謄本(履歴事項全部証明
    書)等で証明します。

  *複数の会社(複数業種での)での役員期間の合算でも証明可能です。

 4 電気工事業以外の建設業を個人事業主として6年以上営んでいること。

  *工事請負契契約書、注文書、請求書等と6年間以上の確定申告書(原本
    提示)等で証明します。


◆専任技術者(一般建設業許可)の要件について
  下記に該当する人を営業所ごとに常勤で置かなければなりません。
 
  下記の国家資格等を有する人。

  ・一級電気工事施工管理技士

  ・二級電気工事施工管理技士

  ・技術士法の建設・総合技術監理(建設)

  ・技術士法の建設「鋼構造及びコンクリート」
   総合技術監理(建設「鋼構造及びコンクリート」)

  ・技術士法の電気電子・総合技術監理(電気電子)

  ・電気工事士法の第一種電気工事士

  ・電気工事士法の第二種電気工事士(3年以上の実務経験が必要)

  ・電気事業法の電気主任技術者(5年以上の実務経験が必要)

  ・建築設備士(1年以上の実務経験が必要)

  ・1級計装士(1年以上の実務経験が必要)


*電気工事業は、無資格者の実務経験は認められていません。

*電気工事は、電気工事士法等により原則第一種電気工事士又は第二種電
  気工事士でないと電気工事に従事できないとされています。
  また電気工事業を営むには、電気工事業の登録が必要になります。


◆専任技術者(特定建設業許可)の要件について
  下記の1~2のいずれかに該当する人が、営業所ごとに常勤で必要です。

 1 下記の国家資格等を有する人。

  ・一級電気工事施工管理技士 

  ・技術士法の建設・総合技術監理(建設)

  ・技術士法の建設「鋼構造及びコンクリート」
   総合技術監理(建設「鋼構造及びコンクリート」)

  ・技術士法の電気電子・総合技術監理(電気電子)
  
 2 国土交通大臣が、1に掲げる者と同等以上の能力を有すると認めた人。


◆実務経験での証明について
  実務経験の証明に必要な工事資料は、申請する行政機関によって
  使用できる種類や用意する件数が異なります。

  ここでは当事務所で対応している、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、
  関東地方整備局(国土交通大臣許可)についてご案内します。

 *東京都
   工事請負契約書・工事請書・注文書・請求書+入金確認資料(法人口座通
   帳など)のいずれかを証明する期間分(実際の工事期間の合算)

 *神奈川県
   証明する期間分の法人税確定申告書(確定申告書の事業種目欄で申請
   業種が記載されていることが条件)
   確定申告書で証明できない場合は、工事請負契約書・工事請書・注文書・
   請求書+入金確認資料(法人口座通帳など)のいずれかを証明する期間
   分(各年1件以上)

 *千葉県 
   工事請負契約書・工事請書・注文書・請求書+入金確認資料(法人口座通
   帳など)のいずれかを証明する期間分(各年1件以上)

 *埼玉県
   工事請負契約書・工事請書・注文書・請求書+入金確認資料(法人口座通
   帳など)のいずれかを証明する期間分(毎月1件以上)

 *関東地方整備局(国土交通大臣許可)
   工事請負契約書・工事請書+注文書のいずれかを証明する期間分(実際
   の工事期間の合算)


※こちらのページもご参考にご覧ください。
 『知事許可と大臣許可の違いは?


特に東京都と関東地方整備局(国土交通大臣許可)は、条件が厳しいので
慎重に準備しなければなりません。

特に10年以上の実務経験を証明する場合、用意する件数もたくさん必要になります。


◆ワンポイントアドバイス 

 電気工事業は、「指定建設業」として他の業種に比べて総合的な施工技術を
 必要とする事や社会的責任が大きい事などから、特定建設業の許可を受けよ
 うとする際の専任技術者は、一級の国家資格者、国土交通大臣が認定した方
 に限られます。
 (実務経験では、電気工事業の特定建設業の専任技術者になれません)


当事務所では多くの会社様の電気工事業許可取得のお手伝いをしてきた実績があります。(サポートさせて頂きましたお客様の声
 

 「当社の従業員の卒業した学科で申請可能か調べて欲しい」


 「早急に電気工事業の許可を取得したい」


など、電気工事業許可の新規取得や業種追加をご検討されている方は、
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